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歯科裏層用高分子系材料 セラベース

歯科裏層用高分子系材料 セラベース

新しい”Thera”ファミリーに

「セラベース」が仲間入り!!

管理医療機器

医療機器認証番号:303AKBZX00082000
一般的名称:歯科裏層用高分子系材料

 

BISCO社が開発した親水性レジンマトリックスは、

従来の疎水性レジンマトリックスとは異なり、水分をレジンマトリックス内に取り込み、

レジンマトリックス外にカルシウムイオンとフッ化物イオンを放出する相互移動が可能です。

放出されたカルシウムイオンとフッ化物イオンは、歯質に拡散します。

露髄および窩洞が深く歯髄に近接している場合は、光重合型MTA系覆髄材セラカルLCと

併用することで、効果的に覆髄および裏層を行うことができます。

セラベースは、MDPモノマーを配合していますので、象牙質に化学的に接着し、

強い接着強さ (12.75 MPa) を実現します。

適用後、数分で酸性からアルカリ性pHに移行(重合30分後にはpH10に到達)するため、

酸産生菌が生育しにくい環境をつくります。

セラベースは、象牙質(圧縮強さ:230~320Mpa)に近似した物理的特性のため、

裏層材(象牙質代替材料)に適しています。

高い物理的特性のため、咬合力による衝撃やストレスを吸収し、破折を抑制します。

X線不透過性のため、X線写真での識別および効果的な診断を可能にします。

セラベースは自動練和タイプです。

ペーストタイプのため、粉・水等の計測や手練和不要で、

必要量だけを直接適用することができます。

先端のデュアルシリンジ・ディスペンシングチップは適用部位に

到達しやすいように長く曲げることができます。

セラベースの充填時、チップの先端をセラベースのペースト内に保ちながら、

ゆっくりと引き上げることで、気泡の混入を最小限に抑えることが可能です。

◆セラベース製品情報

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